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音 想 願 猫 色


by mamojin_osm
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分岐

分岐_d0012618_151350.jpg
映画を見に行きました
ホラー映画
ノリで
帰り、家の近くの暗い道を、なぜか超低速で走り、帰宅

数日後、土曜なのにやたらと残業
その後眠いのを必死にこらえてチケット争奪戦
発券したりなんだりでひとしきり騒いだ後、
飲みたい気分だ!と誘い出し、晩酌


ここからたったの数日だけで、
お互いのことを知り尽くしてしまったんじゃないかってくらい仲を深めました
多くを語ったわけでもないのに
かけがえのない存在

似ている
むしろ、同じだ

言わなくてもわかる


サプライズの誕生日プレゼント
夜景を見に行きました
絶景

1週間後、現実を目の当たりにしました

それでも、もうどうしようもなくなっていました





写真が好きになりました
空がとても好きになりました


ちょこっと遠出をしました
その道中、大量に藁を積んでいるトラックとすれ違いました
それはそれは、大量に積んでいました
落ちそうなくらい

そんな対向車にツッコミをいれたのは、私だけではありませんでした

同じことを同じタイミングで口にしたのです
1秒のズレもなく、全く同じ時に、同じスピードで、同じセリフを

奇跡だと思いました
いろんなことが、奇跡のよう
でも、必然だ、と


猫を拾いました
真っ白な子猫
名前をつけました
真っ白だから「白子?」なんて、かわいさのかけらもない候補もでたりして

公園にはたくさん行きました
お散歩
サッカー
なわとび

ボルダリングにも行ったけど
そういえばあれっきり行ってません

旅行もしました 1度だけ
贅沢旅行
奮発しました
とても天気がよく、空がとにかく青かった


わずかな油断から、事態は一転


思うように動けなくなりました


とはいえ、必死で動いた
その後もお散歩はたくさんしたし
ライブも行った

初めて一緒に行ったライブ(イベントではなくワンマンの)は
なぜかポリでした(笑)

そこまで好きってわけじゃないのにね

ベボベは鬼門でした
結局一度もワンマン行けてない




何度も何度も壁にぶち当たった
それでも強い信念があったから、乗り越えてこれた
離さなかった
離れなかった
離せなかった

「そもそも」な部分はあるけれども
それで片付くようないい加減なものじゃなかった

意地にも近いその信念を持ち続け
頑なに想い続け
待って待って待って待って 待ち続けました

何度も何度も何度も何度も 逃げたくなったことはありました
それでも待ち続ければ、光がみえることを知っていたから
私はひたすら待っていました

とはいえ、逃げたこともありました
でも離れることはできませんでした
他人を傷付けただけでした


思い描く未来は明るく、輝いていて
なぜかリアルで
でも
届きそうで届かない

近くて遠い



待っていてよかった

そう思うことはたくさんありました

それでもすぐに元通り
「結局」また待たなければならない
いや、待たなくてもいいんだろうけど、待つことを選択する自分がいました





なぜ私が選ばれたのか いまだにわからない

なぜあのタイミングで出会ったのか
なぜもっと早くに出会えなかったのか

今、私はどうするべきなのか
待っていれば「未来」に辿り着けるのか

どうして出会ってしまったのか
どうして離してくれないのか
どうして離れられないのか






散々悩んだ挙句

私は再び離れることを選択しました

今回は 逃げる わけではない はず



以前に比べれば「未来」が近づいていることは確かです
いろんなことが変わったけれど
人の根本は変わらないらしい


言わなくてもわかる
でも
言ってほしいことだってある



言ってもわからない
いや
わからないことを
わかろうとしない

そしてそのことに気付いていない
いや
気付こうとしない
認めない



私はそんな人間に負けたんだ

そう、私は負けたんです
闘う気力を失くしました

「待つ」という
とても静かでいて 体力やら精神力やら いろんな力を要する
いわば 自分との闘い でもある戦術で 長いこと闘ってきましたが
もう 心も体もボロボロです

ってのは言いすぎでしょうが
むしろ、私よりも もっとすり減らしている人がいるわけですが




応答がありました

よろしく も ありがとう も選べず
分かれ道の手前で立ち尽くしていましたが
実は ありがとう の道を選びかけていた私
応答があり
会ってしまったら
きっと崩れると思っていた

けれども
実際会ったら 揺らいだけれど 崩れなかった

今度の決意は固いんだ


待つことをやめました

卑怯かもしれないけれど
委ねることにしました





隠し事は苦手です





通称ティコ(笑)に
そして
こんなしょーもない話を聞いてくれた
励ましてくれた
支えてくれたみんなに


どうもありがとう



誰のことも責めないで
できれば自分のことも責めないで

これからは前を向いて 上を向いて 歩いていこうと思います




私信:メールじゃ長くなるのでやめときました。ゆっくりお話がしたいですな。
by mamojin_osm | 2008-03-20 15:01 | ■徒然